ドストエフスキーを捨てました
40代に入ってわが身を振り返ると、「自分はこのままでいいのか」などと焦りや迷いが生じがちです。
しかしその一方で、気力・体力・知力も充実し、人生の中では最も恵まれた年代でもあります。
その充実期に足りないものがあるとすれば、50代以降に自分を伸ばすための糧を蓄える時間的、精神的な余裕がなかなか持てないことではないでしょうか。
しかし、これは大きな課題です。私の経験から言えば、40代の生き方で50代が決まり、50代の生き方が60代を決めたという感触があります。働き盛りの一番忙しい時期に、プラスαの自分をどう再発見するか。これは後の人生を左右するとても大きな要素です。
そこで大切なのは、スキルよりむしろ教養力を高めることだと思っています。
20代でも30代でも、人はそれなりの教養を身につけてきてはいます。しかし、ここでいう40代からの教養は、いわば「自分をよりよく変えていくための知的行動」。人間的な幅を広げていくための新たな基盤づくりともいえるものです。
学生にもよく話しますが、教養は世界共通で、投資の負担も小さい最高のブランドです。仕事における交渉事などでも、業務の知識や技術を持っているのが当たり前だとすれば、次に差となるのは人間性や信頼性です。これを表すのが実は、その人の教養の高さなのです。
では、40代から教養力を高めるにはどうするか。私は「気にかけていながら遠ざけてきたもの」に挑む小さな冒険をお勧めします。
私は、57歳でドストエフスキーの『カラマーゾフの兄弟』の新訳に取り組み、これがミリオンセラーになる幸運に恵まれました。
私が40代半ばまで「気にかけながら遠ざけてきたもの」が、実はこのドストエフスキーだったのです。
中学時代に読んだ『罪と罰』に衝撃を受け、大学でロシア文学を専攻した私は、ドストエフスキー研究を志しました。
しかし、彼への思い入れがあまりに強いがゆえ、そのままでは研究者として立ちゆかないと考え、ドストエフスキーを捨てました。
そして、当時の私にとっては未知の領域だったロシア時代の前衛芸術の研究に取り組んだのです。
その後、旧ソ連の地を訪れたことを契機に、40代はスターリン時代のソビエト研究に没頭するのですが、それが図らずもドストエフスキーとの再会を促すことになりました。スターリン政権下で迫害された芸術家たちの姿と、
ロシア帝政下で反政府活動を展開し、死刑宣告まで受けたドストエフスキーが、私の中で重なり合ったのです。
40代半ばのこの再会は、大学卒業時の若く、ホットな自分との再会でもありました。かつて慣れ親しんだドストエフスキーの作品世界も、40代までのさまざまな経験の積み重ねをともなうと、また別な側面が見えてきて新鮮でした。
結局それが、50代からのドストエフスキー研究、その作品翻訳へと私を導いたのです。
「気にかけながら遠ざけてきたもの」への取り組みは、何でも構わないと思います。これまで聞いたことのないジャンルの音楽を聴く、見たいと思いながら見逃してきた名作映画を見る、憧れの楽器を手にする、自分史を書いてみる、等々。
作家の島田雅彦さんによれば、普段の通勤路をちょっと変えてみるだけでも、世の中が違って見えてくるそうですが、それも小さな冒険です。
要は、日常の殻をほんのちょっと破ってみる。そこに、あなたの中に潜んでいるもう1人の自分を見出せるはずです。それを楽しむことが教養を高め、個性を磨くことにつながると思います。こういう冒険はいくつからでもできる。その先に、未知なる自分がいると信じています。
http://www.sankeibiz.jp/econome/news/150922/ecd1509221710001-n1.htm
40代からの魅力って、もちろん英語ができるとかソロバンが
出来るとかってスキルとかじゃなくて、蓄積された人間性が
「モノ」を言う年代だ。
趣味って、いわゆる「プロ」レベル以上じゃなきゃ、判定基準にも
ならない。つまり土俵、まな板にのらないってこと。
40代で、自分の体がかもしだす「何か」がなにもなけりゃ、
ただのおっさんだ。
今時英語なんて単なる道具だもんな。
出来ても自慢にもならないが、考え方の幅が広がるのは確か。
>>4
>40代で、自分の体がかもしだす「何か」
加齢臭のことかな?(すっとぼけ)
40歳にもなって自分探しかよ。
>>5
定年まで自分を押し殺して頑張って働いて、いざ定年退職して自分は何がしたかったのか何がしたいのか考えても高齢になってまで
やろうという気になれないんだそうだ
一般的に自分探しは若者のやる事だと言うけれど、本当に40代で自分がある人間ってそんなに多いのかな、何か目標があったり何か
したいことがあって生きてるのかな
本当にそれが臨んだ暮らしなのかな、惰性で生きてるだけなんじゃないかな
こんな40代でも何とかなる?
>>78
今後のことを考えるためにFP、日商簿記、ビジ法の三つで二級までまず取れ
その上で興味を持てたものの最上級まで取る
あとは司法試験(予備試験ルート)、司法書士、弁理士、行政書士、土地家屋調査士、公認会計士、税理士、中小企業診断士など予備校の講座があるものを選ぶ
まあ、受かるまでやり続けるライフワークだな
いずれの資格も取るだけでは稼げないが、やり方次第では下手なサラリーマンより稼げ(が、稼ぎ続けられるかは商才次第
間違ってもスマホでゲームや動画視聴を続ける生活ではいけない
流されていては何も生まれない
40代で土地家屋調査士と司法書士を取得、今は暇さえあればスマホで動画、なんだかな~
スキルなどはいらないけど、そこを離れるとイチからのスタートになるからな
問題はその経験が役に立つ場合と仇になる場合がある 大企業での必須スキルである処世術や保身なんか仇になりやすいから注意な 年取ってからの転職は人間性や人間力、個性が試されるから大変だ
金を儲け、それをどこに投資するか=何を育てるか、そして何をこの世に残すか
それ以外に何かあるの?
あとは自分の健康だけ
俺も資格が趣味でそこそこ持ってるけど、やっぱり大事なのは実務能力だよな
実務ができなきゃ資格なんてもってても意味ないからなぁ
資格より実務能力みたいな事を時々聞くけど、むしろ、その仕事をしてるのに自分の仕事に関連した資格も取れないような奴は真面目に仕事する気が無いと思う。
何でその仕事をしてるのに素人に専門知識で負けてるんだよって思うわ。
言いたいことは分かるけど
教養とは1年やそこらでは修得できんよ
教養を身につける習慣を身につけるべきだったんだよ
遅くとも20代前半で
大事なのは結局人脈なので時には会社に背いてでも蓄えることは必要
ゴタゴタ言ってるけど今の40代、特に後半はバブル脳がまったく抜けてないし、パソコンもロクに使えない
ネットサーフィンだけは覚えたらしく一日それに没頭、年収は1000万
今日の自分がピークっていう言葉もあるしね。
夜勤の仕事はなるべく避けろ、高血圧になる
田舎だが周りは定年後に備え植栽の技術を覚え始めた
30まではのんびりできても40になったとたんふるいにかけられる。
だいたい脱サラ考えるのもこの頃だよな。
どれほど年金が目減りし、それをカバーする貯金と収入を確保するか。
早めに準備するに越したことはない。
この人(>>1)、38歳で同志社の助教授、41歳で東外大の助教授、44歳で東外大の教授だからな。
就職のキツイ文学系じゃ、異例の出世組。
40から始められるとか言っているけど、40までにすでに成し遂げているんだよ。
何もしてないやつが、40になってなんか始めようとか言っているのとは全く違う。
英語はトーイックで800
あれば、ぜんぜん有利だよ
転職なら
英語はコスパいいでやった方がいい
全員
39歳だけど、そんなはっきりとした特技なんてないわ。
強いて言うなら、上司の漠然としたやりたい事を明確にして実行する為の企画力。
企画実行の為の手配・道筋をつける実行力。
折衝も含めた交渉力、ぐらいのものか。
あとは営業から経理・事務から人事まで一通りこなせる汎用性ぐらい。
って言っても、日々考えながら仕事してた40歳の人達なら、
皆持ってて当たり前の能力でしかないと思う。
教養なんて身に付かないよwww
読むやつは40過ぎで4000冊くらいは読んでる、、、
生まれてからすぐに本を読み始めても一年で100冊
普段、本を読まない奴は一冊読む手間がわからんから少ないとかいうw
資格なんて代謝が早いから直ぐに役に立たなくなるしね。
今の40代は選択肢が多いと思う。
ITの進化を最も近くで見てきた世代なので、今の業務の大半が効率化できる事に気付いている。
一日のうち1/3-1/2を業務に費やせば、上の世代と同等のパフォーマンスを発揮できる環境下にある。
作業を効率化して、業務成績を上げ、今のキャリアを積むも良し。
作業を効率化して、空いた時間で自分のしたい事をするも良し。
会社を通さずに、個人が直接市場に繋がれる時代。
そこそこ働いて糊口を凌ぎつつ、50代での自立を目指せられる。
特にこれから人工知能が加速的に普及するので、ITに鈍く既存制度を変えられない組織に頼るのは、危険すぎる。
オレの会社の40代は効率化の言葉を口にはするが口にするだけの人多い
>>177
キャリアを積むつもりの人は、具体的な効率化案を持っていて、上に提案している。
自立するつもりの人は、こっそり効率化して、空いた時間を活用している。
効率化するには一通りの業務知識と、最低限のプログラミング技術(VBA)と、俯瞰する技術(数学や哲学や歴史などから学べる)がいる。
vbaできるやつって自分のだけやって、他のやつには教えないやつ多そうだよね。
これから覚えるつもりだが、おれだったら人のもやってあげたくなっちゃうけど。
あいつは事務仕事早いって評価ってそんな大切なのかね。
業務でVBA使う場合は参加したメンバーにそれを教える体制整えておく必要がある
でないと担当者がなんらかの理由で消えた瞬間に業務がとまって死ぬ
Accessアプリケーションでも同じことがいえる
ビジネスニュースかどうかはともかく言ってることには賛成だな。
俺も最近勉強を始めた。
仕事を一人前にこなすのは当然だが、いい歳して教養も話題もないオッサンじゃ部下にも取引先にも好かれない。
VBAはやりたい人は多いが、実行する人は少数。
教えて身につくものでもないので、完成品の操作マニュアルを作るのがせいぜい。
プログラミングは、できる人にとっては電卓を扱うようにコードを書き下せるが、できるない人にとっては関数を組み合わせて目的のルーチンを書き下す事ができない。
プログラミングは生まれつき向いている人を除けば、20代までに何らかの完成品を自力で作る経験が無いと、使い捨ての道具として使えるようにはならないようだ。
だから差別化の大きな武器になる。
これからは小学生にプログラミングを教えるらしいから、必須技術になるんだろうけどね。
>>187
プログラミングって基本はそう難しくないよ
小さいものから作っていけば誰でもある程度はできるようになる
ただ企業内研修なんかだと
実用重視はまあしかたないとしても
抽象的な部分を軽視して結果応用利かない人量産って失敗例もあるね
教えるなら教える側がその辺までちゃんとフォローする必要がある
あと10年くらいの期間で
終身雇用が消えて
欧米みたいな感じになっていくだろ
そうしないと企業が海外と戦えんせ
押し出されれようにそうなる
面白くなってきました
俺はそのほうが動きやすくなるんだけど、そういうやり方は将来のアクシデントに対しての保証がないんだよね…
まぁ、現行のシステムでもあてになるのかならんのかわからないんだけどさ…
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